涙なしには見られない渚と純子が再会
自宅に着いた市郎と渚を純子(河合優実)が出迎え、渚と純子は喫茶すきゃんだるへ。店内には安森先生(中島歩)がおり、とっくに令和へ戻ったサカエの行方を純子に問い詰める。と、丁度そこに現れた校長(赤堀雅秋)が、渚と安森が並んで座る様子を見るなり「同伴?店外デート?ほどほどにね」と失礼発言をぶちかましてトイレに消える。渚は早速、昭和の洗礼を浴びることとなった。
店内が2人になると、純子は、渚が仕事で謹慎処分を受けるきっかけとなった後輩社員・杉山(円井わん)の話を持ち出し、杉山はもう怒ってないと思う、と話す。自分のことしか考えられないときは、他人の言葉がガラスのように刺さってしまうけど、落ち着いて考えれば渚がそんなつもりで言ったわけじゃないことは絶対に分かるのだと。
渚は純子の言葉に涙を流して、ナポリタンを頬張る。小泉今日子の名曲「渚のはいから人魚」を口ずさみながら、渚の口に着いたケチャップを拭いてあげる純子。それは渚の幼い頃の記憶とリンクしていた…。
その頃、令和へ帰ることにきめたキヨシ(坂元愛登)は、佐高くん(榎本司)の家で、転校することになったと話す。
令和行きのバスの時間がきた。令和に帰るキヨシの見送りには、市郎の時よりも多く集まるも、中にはキヨシとの関係が薄い面々も…。
市郎と渚も別れを惜しみ、きつく抱き合った。以前とは違い、2人の間に電流は流れなかった。
走り去るバスに駆け寄る純子に、キヨシは大きく手を振りながら令和へ帰っていった。バスが走り去った後、昭和行きのバスに乗り込んでいた学生2人が大荷物を手に駆け寄るも、間に合わず取り残されてしまう。