市郎が令和で”カウンセラー”に転職!?
疲弊しきった渚は、「すきゃんだる」で一息つこうとビールを飲もうとした瞬間、タイムスリップしてきた市郎に楽しみにしていた最初の一口を奪われ、張り詰めていた糸が切れてしまったというのが事の顛末だった。
その勢いに任せて会社に辞表を出し、正論以外口にしない夫(柿澤勇人)に離婚届を叩きつけた渚は、現在「すきゃんだる」で雇われママとして働いている。
一方昭和では、サカエが、純子に市郎が令和にタイムスリップしたことと、令和で開発された、昭和の路線バスを改造して作られたタイムマシンに乗って自分たちが昭和へやってきたことを伝えた。
時を令和に戻し、渚が以前の職場に荷物を取りに行くと、人手不足を理由に退職を引きとめられてしまう。渚が教育していた新人は、「弁当の手配やコピーをとるために入社したんじゃない」とやめてしまっていた。あのカウンセラーも精神を病んで休職してしまったとのことだった…。
困っていた渚の前に、前夫が収録のためにテレビ局に姿を現し、子どもの親権は自分が持って海外へ移住すると言い出す。
渚からの電話を受けて駆けつけた市郎は、「働き方くらい自分で決めていい」という昭和の極論で令和に張り詰めていた“働き方改革”の呪縛を断ち切った。
その後、この一件が人事部長の耳に入り、市郎は「EBS」のカウンセラーとして働くことになったのだった。