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なぜかモヤモヤする…視聴者を混乱させた”ある人物”の発言とは? 『不適切にもほどがある!』第4話考察レビュー

2月16日(金)放送のTBS系金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』第4話「既読スルーしちゃダメですか?」は、スマホを手にした市郎が“既読”に翻弄される!? スマホ中毒になった市郎に、渚が導いた答えとは? 現代人のSNSの使い方について問う第4話!(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

タイム・パラドックスの危機?

不適切にもほどがある第1話より ©TBS

第3話も、昭和の価値観で令和にはびこる呪縛を解き放ち、またもや渚(仲里依紗)のピンチを救った市郎(阿部サダヲ)。2人は時を超えて惹かれ合っていた…。しかし、2人がキスしようと近づいた瞬間、タイムパラドックスによって触れ合うことができないことがわかる。

38年ぶりに恩師である小川先生(市郎)と再会したタイムマシンの開発者・井上(三宅弘城)は、2人が超えてはいけないラインを越えようとしたことを懸念していた。しかし、スマホを手にした市郎は、そんなことを気にもとめずにSNSでのメッセージのやりとりに夢中になっていた。

一方、昭和の学校に通う令和の少年・キヨシ(坂元愛登)は、授業中に交わされる手紙のやりとりに、「インスタのストーリーにまじってDMが来た時」のような楽しさを感じる。

イノウエ少年(中田理智)は、女子との手紙のやりとりにうつつを抜かすキヨシをくだらないと蔑みながらも彼に告白し、キヨシとイノウエはためしに交際することになる。

それを聞いた純子(河合優実)は「二股!」と怒り、母のサカエ(吉田羊)は「性差別は良くない」と言いながらも、息子・キヨシと、将来の旦那であるイノウエの恋に焦って、イノウエ少年に「モテないからって同性愛に走る、中二病」とまくしたてるのだった。

さらに同級生の女の子に食事に誘われて浮かれたキヨシは、純子との約束を忘れて出かけてしまう。時間になっても待ち合わせ場所に現れないキヨシが女の子と楽しそうにしている様子を目撃した純子は、ムッチ先輩(磯村隼人)の元へ…。

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