彰子にとっては意外な父・道長の一面
土御門殿で行われた「曲水の宴」が雨天で一時中断となり、屋根の下に避難した先で彰子は父の意外な姿を目の当たりにする。
雨が止むのをしばし待つことにした道長たち。そんな中、光源氏のモデルの一人とされている源高明の息子・俊賢(本田大輔)が「臣下の籍に降ろされた亡き父、高明を思い出した」とまひろに語り出したのを発端に、一同はその話題で盛り上がる。
「光る君はオレのことかと」という斉信の言葉には皆が苦笑い。
さらには「少なくとも道長さまではありませんね。道長さまは笛もお吹きになれないし…」と推測する行成に、道長が「俺だって少しは吹けるぞ」と反論し、和やかな空気が流れた。