なんと4人の共通の知り合いだったみどりちゃん
椿は、元の家の持ち主で、紅葉が探していた先生の名前を不動産屋さんに確認する。すると、その人は椿にとってもずっと会いたかった“知り合い”であることが発覚する。
さらにそれだけでなく、ゆくえがいつも電話していた“美鳥ちゃん”で、夜々が小さい頃から憧れていた“いとこのお姉ちゃん”=みどちゃんだとわかる。なんという偶然だろう。
でも、知り合った時期や場所が微妙に違っていて、それぞれに呼び方も違えば、それぞれが持つ印象も全く異なるものだった。まるで、人にはいろんな過去があり、いろんな側面があってどこをどう切り取るかで印象が変わることを表現しているみたい。
ただ1つ共通しているのは、美鳥が4人にとってかけがえのない存在であること。4人をつなぐものに、椿の家だけでなく、美鳥(田中麗奈)という存在が追加された。これが物語にどんな風に作用してくるのか、次話への期待が高まる。
(文・あまのさき)
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