強烈なハロウィンパーティー
初めて小日向さんの家に行く事になり、ウキウキな2人がインターホンを鳴らすと、中からアメリカンポリス姿の小日向さんと子猫に扮したジルベールが登場し、彼らの仮装の本気度にたじろぐシロさんとケンジ。
みんなに猫の仮装と言われて「オオカミだから!」と怒るジルベールの横で、「逮捕だっ!」とデレデレな小日向さん。シーズン1からキャラクターの濃い2人だったが、今回から更にレベルアップしている。
久しぶりに4人が集まり、パーティが始まる。乾杯の時に目を泳がせながら、「ハッピーハロウィン!」というシロさんにクスッとなる。
食後、話題は小日向さんとジルベールの出会いに。大学生だった小日向さんが家庭教師のバイトでジルベールに勉強を教えていた。驚くことに、なんとジルベールは当時12歳だった。
「犯罪者!!」とドン引きな2人に必死で言い訳をする小日向さんだが、2人の軽蔑の目がなんとも言えない。
しかし、シロさん・ケンジ間で長年謎だった「なぜ航が”ジルベール”なのか」問題がここで解決を見た。小日向さんは、初めて出会った12歳の航が忘れられないのだ。
ご存知の方も多いかと思うが、ジルベールというあだ名は竹宮惠子による漫画作品『風と木の詩』に登場する美少年が元ネタである。当時の小日向さんにとって、少年時代の航との出会いがさぞ衝撃的だったのであろうことが想像に難くない。
さらに、いつも憎まれ口を叩きながらひょうひょうとしているジルベールの父親は、一代で飲食店チェーンを築いた実業家だという。小日向さんが同棲するにあたって電話すると、「息子だと思ってない。どうぞお好きに」と突き放した。
シーズン1では語られなかった彼らの過去に、衝撃を受けた人も多かっただろう。