ダメだ、全員怪しく見えてきた…“考察ドラマ”としての無二の魅力とは?『くるり〜誰が私と恋をした?〜』第2話考察レビュー
text by 菜本かな
”火10”枠で放送中の生見愛瑠主演のドラマ『くるり〜誰が私と恋をした?〜』(TBS系)。記憶喪失となったヒロイン・まことが、手元に残った男性用の指輪を巡り恋の四角関係を繰り広げる。今回は三者三様に怪しく見えて謎が深まった第2話のレビューをお届け。(文・菜本かな)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 感想 レビュー】
ーーーーーーーーーー
【著者プロフィール:菜本かな】
メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動を行っていた。エンタメとファッションが大好き。
3人の中にまことのストーカーが?
だめだ、全員怪しく見えてきた……。『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系 火曜よる10時)第2話を観て、そんな感想を抱いた人は多いのではないだろうか。
怪しさMAXの律(宮世琉弥)はもちろん、初回では優しい花屋の店主という印象だった公太郎(瀬戸康史)も、なんだか裏がありそうに思えてきた。まこと(生見愛瑠)の自称唯一の男友達を名乗っている朝日(神尾楓珠)も、いい奴すぎてもはや怪しい。
3人の男性陣は、それぞれ魅力的な部分を秘めているのに、このなかにストーカーが潜んでいるかもしれないと思うと、ゾワっとしてしまう。はやく、犯人をあぶり出したい!