ダメだ、全員怪しく見えてきた…“考察ドラマ”としての無二の魅力とは？『くるり〜誰が私と恋をした?〜』第2話考察レビュー

朝日が運命の人の可能性は低い？

ただ、律と公太郎の“くるり”はしっくり来るが、朝日が残されたポジションの運命の相手にハマるかと言われると、かなり微妙。恋人っぽい描写といえば、まことが食べかけのカップラーメンを分けてあげていたことくらい。

それも、わざわざ新しい割り箸を出していたので、付き合ってはいなそうだなぁ……と思ってしまった。いちばん可能性が薄そうな朝日が指輪の持ち主だとしたら、驚きの展開になりそうだが、果たして。

次週の予告に、「公太郎と一緒に事故現場に赴くと、そこになぜか朝日が現れて…！？」という一文が入っている。やはり、朝日はまことが記憶をなくすきっかけとなった事故に、何かしらの形で絡んでいるのだろうか。それとも、真相を探るために来ていただけ？

記憶をなくす前に働いていた会社を辞めて、アクセサリー職人を目指すことにしたまこと。今後は、ラブとミステリーに加えて、お仕事ドラマとしても楽しめるポイントが増えていきそうだ。

（文・菜本かな）

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