仲間のシュンとマサキが頼りない…。
2人はさっそく偽装強盗の準備に取り掛かり、古着屋で強盗に使用する衣装を買い揃える。しかし、荒木の作戦に難色を示す正義は中止したがるのだが、荒木は店の常連の青年・シュン(曽田陵介)とマサキ(萩原護)に協力を頼んでいた。
しかしシュンとマサキはわがまま放題で頼りない様子だ。シュンに至っては、荒木が目立たないようにと手渡した黒い服ではなく、自分が普段使いしたい個性的な銀色のジャケットを購入してしまう。
荒木の店に戻った一行は、強盗の予告演習を始める。正義は店の間取りや監視カメラの位置を説明しながら、もともと壊れているミキサーとオーブンを壊すようにいうも、シュンとマサキはまともに取り合わない。
しびれを切らした正義は、みんなが捕まらずに強盗を成功させる方法を探そうと提案。捜査の目をごまかすために、タトゥーシールを貼ることと、特殊な縛り方で自分を拘束することを提案。さらに、バイト終わりに昼まで寝ている妻を起こさないように済ませてほしいという。
そして荒木たち強盗に来る日、そわそわしながら3人が来るのを待つ正義はなんとなくミキサーに手を触れると、壊れていたはずのミキサーが動き出す。
そこへ荒木たちがやってくる。しかしシュンは古着屋で買った銀色の上着を羽織っていた。さらに手に持ったバールは正義が大切にしているショーケースにあたっている…。
すると、上にいたはずの彩が店に降りてきてしまう。それに驚いたマサキは脅し用のナイフを正義に突き立てると、誤って正義の脇腹を傷つけてしまう。シュンの方は彩の美しさにただ見惚れていた。
荒木は慌てながらも、打ち合わせ通りミキサーとオーブンを壊すが、彩は「本当にお金がないんです」と悲痛の声を上げると、その言葉に感化されたシュンを筆頭に引き上げていった。