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杉野遥亮は”成長系主人公”が抜群にハマる… 次週が待ちきれないワケ。 『マウンテンドクター』第1話考察&感想レビュー

text by まっつ

杉野遥亮主演のドラマ『マウンテンドクター』(カンテレ・フジテレビ系)が7月9日(月)より放送開始した。本作は、山岳医療にスポットを当てた完全オリジナル作品。今回は、整形外科医の宮本歩(杉野遥亮)が、”新米山岳医”として厳しい現実と向き合った第1話のレビューをお届け。(文・まっつ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

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【著者プロフィール:まっつ】

1993年、東京生まれ東京育ち。本職はスポーツウェブメディアの編集者だが、エンタメ・お笑いライターとして修行中。1週間に20本以上のラジオを聴く、生粋の深夜ラジオ好き。今一番聴くべきラジオは『霜降り明星のオールナイトニッポン』。好きなドラマは『アンナチュラル』、『いちばんすきな花』、『アンメット』。

広大な自然の映像美に見とれる…。
新たな“山岳医療ドラマ”

ドラマ『マウンテンドクター』第1話©カンテレ
ドラマ『マウンテンドクター』第1話©カンテレ

 8日(月)に放送された『マウンテンドクター』第1話はジェットコースターのような展開で幕を開けた。

 本作は2024年7月期のカンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”。 山岳医療にスポットを当てた完全オリジナル作品となっており、主演は俳優の杉野遥亮。物語のカギを握る先輩山岳医を大森南朋が演じる。

 主人公の宮本歩(杉野遥亮)は信濃総合病院に赴任してきた若き整形外科医。赴任早々に“山岳診療科”との兼務を命じられると、早速、山での遭難事故に対処するためヘリコプターに乗って現場へ向かう。

 歩はヘリコプターの機内で、山への思い、トラウマを吐露しつつ、現場到着後はケガを負った2人の応急処置に着手する。そんな中、転んで胸を石に打ち付けていた1人が苦しみだし、原因がわからず焦りだす歩。そんな彼に救いの手を差し伸べたのは、国際山岳医である江森岳人(大森南朋)だった。

 しかし、その後、言葉遣いや患者への対応から歩は江森に不信感を募らせる。また、15年前の遭難事故で兄を亡くしたトラウマもフラッシュバックする。

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