ホーム » 投稿 » ドラマ » シーズン2から何が変わった? 藤原竜也登場でテンション爆上がり…ドラマ『おいハンサム‼2』第1話考察&感想レビュー

シーズン2から何が変わった? 藤原竜也登場でテンション爆上がり…ドラマ『おいハンサム‼2』第1話考察&感想レビュー

伊藤理佐の漫画『おいピータン!!』シリーズを中核とした複数作品を原作に、吉田鋼太郎が主演を務める新感覚ホームドラマ『おいハンサム!!』(東海テレビ・フジテレビ系)。今回は、前作の反響から生まれた待望の続編であるシーズン2、第1話の物語をご紹介する。(文・曾澤奈津美)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

あの伊藤家が帰って来た!

『おいハンサム!!2』第1話より
おいハンサム2第1話より ©東海テレビ日本映画放送

主人公・源太郎(吉田鋼太郎)と妻・千鶴(MEGUMI)が暮らす伊藤家に、独立して別々に暮らしているはずの三姉妹が次々と帰ってくる。漫画家の彼氏と同棲している三女・美香(武田玲奈)、バツイチの次女・里香(佐久間由衣)、そしてモテていたはずが近ごろ男の影が全く無くなった長女・由香(木南晴夏)。

姉妹の目的は録画を忘れた昨夜の恋愛ドラマ。ドラマを観ながら大きな声でツッコミを入れる三姉妹に、源太郎は「うまくいっていないのか?」と妻にコッソリと聞く。

翌日、寝違えて首を痛めた源太郎は、コルセットをつけて出社することに。環境問題をテーマにした事業を始め、2つの他社からそれぞれプランナーが来ることになった。

金井(嶋村太一)は、完璧なプレゼンでコミュニケーション力もあり、源太郎の部下からも好印象。もう1人の神田(永野宗典)はどこか暗い印象で、プレゼン資料に裏紙(一度印刷したコピー用紙などの裏面)に使用していたり、自分から理解を求めようとしていない態度に、プロジェクトのメンバーからはあまり評価されなかった。金井と契約しようという意見が多い中、源太郎は違った。

いくらプレゼンが良くても、飲みかけのペットボトルを取引先の会社のごみ箱にそのまま捨て去る金井の姿を見逃さなかった。さらに高評価のプレゼンもすべてAIに作らせていたということが判明。

一方で、神田のスーツのポケットが不自然に膨らみ、歩くたびに不思議な音を発していたことも源太郎は見逃していなかった。単刀直入に本人に尋ねると、神田は道端に落ちたペットボトルをそのままにしておけずに全て回収していたことが分かる。カラカラと音がしていたのは、自治体によって捨て方が違うため、捨てるに捨てられず溜まってしまったペットボトルの蓋によるものだった。

その真摯な姿に胸を打たれ、契約は神田と結ぶことと相成った。

1 2 3 4