警察署を訪れた勝呂寺の目的とは
国際犯罪組織「アネモネ」のアジトから抜け出したものの、防犯カメラ映像から警察からもアネモネのリーダー笛花ミズキ(中川大志)からも追われる身となってしまった勝呂寺は、フリージャーナリストであることを自ら明かした八幡柚杏(中村アン)とともに、横浜警察署を訪れ、報道陣に紛れて署内に潜入する。
それは、八幡から「あなたのことをよく知っている人物」と伝えられていた蜜谷満作(江口洋介)に会うためだった。
そこに偶然、同署を訪れていた倉内の後輩で、立葵の娘でもある新人記者・立葵査子(福本莉子)が、父のレストランで拳銃が発見されたという事実を知る。
当然ながら、立葵のレストラン「葵亭」にはマスコミが殺到するが、それを聞いた倉内は、他社からの取材を受けないように立葵に要請することを査子に指示する。
査子はレストランの中でカメラを回し、ソムリエールでありながらも、“出たがり”の竹本梅雨美(桜井ユキ)が、警察もまだつかんでいない事件の顛末と店内に侵入した勝呂寺の人物像を証言する。