和泉を想い続ける菊之助
セリフは少ないものの上記の2人に負けない印象を残したのは、前回の熱海旅行では涙ながらに和泉への想いを話し、私たちの心を揺さぶってきた菊之助。
和泉が春田の事が好きだと知った後、春田に頼んで秋斗を忘れさせようと大胆な行動にでた。
そして菊之助は和泉と共に住んでいた家を出ることになったのだが、自分は和泉に振り向いてもらえないのに、それでも健気に和泉が幸せになるように身を引いた。そんな健気な姿に胸が締め付けられる。
牧も春田の幸せを願い、身を引いたことがあったシーズン1を思い出した人も多いだろう。
黒澤の家に居候している時、まるで拾われてきた子犬のようで、家政夫の黒澤と出会った頃に「試しに契約して口止めしておきますか」と言って公安として接触していたのが嘘のよう。
ラストには、和泉のために用意していたチョコレートを渡せずにただ和泉を見ているだけで、もどかしさを感じる。最終回までに和泉に想いをぶつけて幸せになって欲しいと願うばかりだ。