医師から衝撃の診断を受けた黒澤
前回、吐血をして視聴者に衝撃を与えた黒澤。病院では「ストレス」と診断され、納得いかず、上の空になっていた所に元妻・蝶子(大塚寧々)と偶然会い、長年連れ添っていた妻には気を許したのか、体調が悪いことを打ち明ける。
いつもは家政夫として頼りがいのある姿を見せることの多い黒澤が、弱い所を見せられる存在がいることにほっとする。また、蝶子と結婚する前の若かりし頃の黒澤の回想シーンは貴重だった。
頼れる黒澤も健在であり、自宅に居候していた菊之助が出ていく際、命の危険がある公安の彼に、ぬかをプレゼントした。「放っておくとすぐにダメになる。生きて帰ってこなければならない理由になりましたね」と粋な計らいをする。
ラストには医師から余命1か月と診断されてしまい、どうか誤診であってほしいと願うばかりだ。