いよいよ最終回を迎えた『おっさんずラブ-リターンズ-』（テレビ朝日系）。「WE ARE FAMIRY!」と題し、牧や周りのみんなを家族だと思い、根を詰める春田のことを心配する牧がある計画を立てる…。今回は最終回を振り返り、イケオジバトルロワイヤル決定版を開催。（文・曾澤奈津美）【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

人生の岐路に悩む春田の決断は

前回、余命1か月の宣告をされた黒澤（吉田鋼太郎）は、みんなと最期のホームパーティーを過ごし、春田（田中圭）と牧（林遣都）に別れの挨拶をした。武川部長は（眞島秀和）、肩書が

そして運命の1か月後――。黒澤は変わらずピンピンしており、むしろ元気になってきてさえいる。蝶子（大塚寧々）に相談し、もう一度病院で診てもらうことになったのだが、なんと、余命１か月は黒澤の聞き間違いだった。

一方春田は、所属する天空不動産第二営業所が、牧や歌麻呂（金子大地）がいる第一営業所と統合することになり、係長から係長補佐へと肩書が変わる。

40歳近くなり仕事ができる牧との格差に焦燥感を感じ、また黒澤の余命を通して「今のままで牧やみんなを幸せにできるのだろうか。」と悩み始める。そんなタイミングで外資系の不動産会社からのヘッドハンティングが。

転職を考え英語を勉強しながら仕事に精を出し、疲れ果ててリビングで寝てしまう程に疲労が溜まっていた。牧は、そんな春田を心配して黒澤に相談する。

後日、春田にとって大切な人たちを集めてサプライズパーティーが開かれた。