物語はいよいよ最終決戦へ
ミネルヴァ不動産を訪れた永瀬は、被害者とともに集団訴訟することを告げる。しかし神木は顔色一つ変えず、「変わっていないな、お前は。だから1位になれないんだ」と吐き捨てるが、永瀬は「もう自分は1位にこだわっていない。その理由はご自分で考えて下さい」と切り返す。
花澤は神木に「こんなやり口で1位にこだわるのは、もうやめませんか?」と告げるが、神木は「2位になったら妻と子が消え、1位を取り返したら、まだ出てきた。だからやめない」と言い返す。未だに神木が亡き妻と子の幻影に縛られていることを知った花澤には、返す言葉もなかった。
物語の最後、美波にニューヨーク転勤の内示が出る。さらには、暗号資産の暴落でスッカラカンとなった十影に神木が不気味に近付く。
最終回の予告では、登坂不動産が6年がかりで取り組んできた大型プロジェクトに、ミネルヴァ不動産が妨害工作を仕掛けてくるようなシーンが描かれ、いよいよ最終決戦の緊張感が伝わってくる。さらには桐山貴久(市原隼人)の姿もあり、三つ巴の闘いが繰り広げられる予感もする。
さらに、美波との交際を社内に公表し、祝福された永瀬と、転勤を内示された美波との結婚話はどうなるのか、次回はついに最終回。一瞬たりとも見逃せない展開となりそうだ。