“企画性コメディ”のマエストロ上田誠が繰り広げる
予測不能なストーリー
本作は、未来人と現代人の禁断の恋を描く、SFファンタジーラブコメディーだ。様々な要素がてんこ盛りであり、気になりまくることこの上ない。
第一話のあらすじは以下の通りだ。
常盤廻(吉岡里帆)は、物事のつじつま合わせが得意な広告代理店勤務のアートディレクター。密かに後輩の広瀬航(西垣匠)に片思いしていたが、会社の受付嬢と婚約したことを知り、あっさりと失恋。
その夜、やけ酒をあおり公園のベンチに1人で座っていると、突然地面に穴があき、タイムパトロール基地に迷い込む。そこには未来人風の男・井浦翔(永山瑛太)の姿があった。
他にも、天野りおん(伊藤万理華)、八丁堀惣介(じろう・シソンヌ)、和井内秀峰(石田剛太)といった面々が揃っていた。彼らは、未来で横行する違法タイムトラベルを取り締まる“タイムパトロール隊員”だという。
まったく状況が飲み込めない廻だったが、彼らは廻を新たなメンバーとして迎え入れた。
翌朝目を覚ました廻は、変な夢を見ただけだと再び公園のベンチに座る。すると、またもやタイムパトロール基地に導かれ、タイムパトロールに加入させられてしまう。
今回取り締まる違法トラベラーは、23世紀人の横井大知(泉澤祐希)。彼は路上ミュージシャン綿谷ジュン(吉澤嘉代子)の音楽に胸を打たれ、マネージャーとして彼女を支えていたが、次第に恋心を抱くように…。
しかし、歴史の改変を防ぐため、未来人は過去人に影響を及ぼしてはいけない。
タイムパトロール隊員たちは、2人の記憶を消して横井を元の時代へ送り返そうとするが、「今夜のジュンの単独ライブが終わるまで待ってほしい」と懇願される。