追求された細かい笑い
瑛太の提案とは?
トキコイも第5話目を迎え、折り返し地点。1〜4話までは伏線と思わせる描写が散りばめられており、最後に廻がどう辻褄を合わせてくれるのかとても楽しみだ。
今回は、少々悲しいテーマを取り扱いつつ、廻と翔のドタバタコンビによるタイムパトロールはいつもの様子。
だが廻と翔の物語は大きく動き出すこととなった。2人が一緒にいられるように、廻のある考えで過去へ行くことになった2人は、タイムボードに乗って過去へ行く。
時空の狭間は、期待を裏切らないドラえもん的な描写だ。
映像としての新しさと、手法としての懐かしさに制作陣の遊び心を感じ、次回の展開に胸が踊る。
こうした制作陣の映像愛に加え、演者である瑛太も遊び心溢れる芝居が特徴だが、彼の演技はアドリブであることが多いそうだ。
瑛太の笑いの追求はこれに止まらず、実は最初、翔のビジュアルにもある提案をしていたそうだ。
『anan』2023年10月25日号で語ったインタビューによると、未来人の翔のヘアスタイルをバーコードヘアにしてはどうかと提案したそうだが、結果はご覧の通りアトムのような電波ヘアになっている。