ホーム » 投稿 » ドラマ » 伊藤万理華史上最高のはまり役…サブキャラに注目すべきワケ。ドラマ『時をかけるな、恋人たち』第7話考察&感想レビュー

伊藤万理華史上最高のはまり役…サブキャラに注目すべきワケ。ドラマ『時をかけるな、恋人たち』第7話考察&感想レビュー

11月21日放送のカンテレ・フジテレビ系ドラマ『時をかけるな、恋人たち』第7話は、廻の片思いの相手・諸星くんにラブレターを渡せなかった20年前にタイムトラベル。そして今回は、タイムパトロール基地の隊員や、翔の恋敵・広瀬などの名脇役たちにフォーカスを当てる!(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

幼い頃の淡い恋に胸が締め付けられる第7話
大人になった諸星くんと再会した時の矛盾は…?

Ⓒカンテレ
Ⓒカンテレ

前回、廻の任期終了に伴い記憶が消されてしまう前に、現在から40年前の1983年に逃避行した廻(吉岡里帆)と翔(永山瑛太)。

そこで廻の両親の仲を取り持ち、過去の改変を防いだ2人だったが、廻は自分たちのタイムトラベルが、すでに過去の出来事に組み込まれていたのではないかと考える。

廻と翔は、この仮説が正しいかを確かめるため、現在から20年前の2003年に向かった。

その日は、廻の初恋相手の諸星くんが大阪へ引っ越してしまう直前、幼き日の廻がラブレターを渡そうとしているときだった。廻は、結局ラブレターを渡せなかった幼き日の廻が森のベンチに座って1人で泣いていると、そこへやってきたお姉さんが絵を描いてくれたことを思い出す。

廻はこのことがきっかけで、将来アートディレクターになることを決めたのであった。そして、その時自分を励ましてくれたのは、未来からやってきた自分なのではないかと気づき、やはり未来からタイムトラベルしてくることは決まっていたのではないかと、疑惑が確信に変わる…。

ところが、過去の自分を励ましに行こうとした瞬間、廻は以前、大人になってから再会した諸星(ラランド・ニシダ)が「手紙をもらって嬉しかった」と言っていたことを思い出す。

しかし、ラブレターは渡していないはず。自分の行いと未来の結果が矛盾している。

確かめるために15分前に戻ると、そこへ翔の婚約者のリリリー(夏子)がやってきて、ゴミ箱に捨てたはずのラブレターを拾い上げ、諸星くんのズボンに挟んだのだ。

この手紙を取り返そうと翔が追いかけるが、足の速い諸星くんにはとうとう追いつくことができなかった。

そこで廻は、辻褄を合わせるために、さらに前日、ラブレターを書いた日に戻る…。

1 2 3 4