闇堕ちしたワンちゃんが飼い主に復讐を誓う、アニマルコメディ映画『スラムドッグス』が絶賛上映中だ。様々なことがタブー視される世の中に、下ネタとブラックジョークをぶっ込んだ本作。映画『テッド』のユニバーサル・スタジオが贈る本作は傑作？ 駄作？ 忖度なしガチレビュー！（文・野原まりこ）【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

下ネタ・ブラックジョークたっぷり！
大ヒット映画『テッド』に続けるか…？

絶賛上映中の映画『スラムドッグス』は、R15指定ながらも日本で大ヒットした映画『テッド』のユニバーサル・スタジオ制作の、下ネタ＆ブラックジョーク満載のコメディ作品。

映画『スパイダーマン　スパイダーバース』や『LEGO ムービー』を世に贈り出した、フィル・ロード＆クリストファー・ミラーのコンビがプロデューサーを務め、話題性も抜群だ。

日本語吹き替え声優に、ロバートの秋山、津田健次郎、マギー、森久保祥太郎、森川智之の豪華で意外な面々が揃い、本作を盛り上げる。

本作は、どれだけ邪険にされても飼い主を愛し続ける犬のピュアな愛情と、彼らを怒らせた時の怖さを面白おかしく描く。

飼い主に遠くの街に捨てられたレジーのため、4匹の犬が紆余曲折ありながらも長い道のりを旅するロードムービーという側面もあり、その中で巻き起こる笑いの仕掛けにツボをくすぐられる。

ネットでも賛否両論を巻き起こしている本作だが、次の章で詳しいストーリーをご紹介しよう！