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未回収の伏線がある!? 続編や映画化は無理? 日曜劇場『VIVANT』最終回を徹底考察&あらすじを深掘り解説

text by 寺島武志

TBS系日曜劇場ドラマ『VIVANT』が9月17日(日)に遂に最終回を迎えた。謎が謎を呼ぶ展開で毎話ごとに注目を集め、今季ドラマでもトップの盛り上がりを見せた本作。今回は、最終回となる第10話の内容を振り返り、福澤克雄監督の次回作について考えていく。(文・寺島武志)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

誰も予想のつかなかった結末!

林泰文、役所広司『VIVANT』第10話より(C)TBS
林泰文役所広司VIVANT第10話よりCTBS

ドラマ『VIVANT』最終回(第10話)が、17日に79分スペシャルとして放送され、様々な考察がなされた中、誰しもが予想し得なかった結末を迎えた。

放送に先立って、TVerでは「『VIVANT』最終回を見る前にここを見ておくべし!徹底解説ダイジェスト」を配信。

動画では、注目ポイントとして以下の3つのポイントが紹介された。

一つは第2話の中で、チンギス(バルサラハガバ・バトボルド)率いるバルカ警察から逃れる乃木(堺雅人)、薫(二階堂ふみ)、ドラム(富栄ドラム)を残し、わずかな時間であるが、野崎(阿部寛)が別行動を取った点。二つ目は、第7話で薫に思いを告白した乃木が3日にもわたり、連絡をしていなかった点。

そして第9話で、フローライトの件をバラし、さらに、乃木によって殺害されたはずの別班メンバーが生きている証拠映像を送ったテントのモニターは誰なのか。以上の3点をポイントとして挙げ、視聴者にヒントを与えていた。

さらに、第8話でバルカ行きの飛行機で乃木と同乗した野崎が、乃木に対し“お前と(亡くなった後輩が)似ているんだ”と語った人物として、「リュウ・ミンシュエン」という名を挙げている。わずかではあるが、この部分は本編ではなかったシーンだ。

一方で、本作の監督の1人・宮崎陽平氏と、ドラムが最終回当日朝の「サンデー・ジャポン」にVTR出演。

「ドラムはどうなるんですか?」という質問を受け、宮崎監督は「これ言っていいのか分からないんですけど…」とした上で、「ドラムは裏切りませんので、安心してください」とコメント。

この発言は、たちまちネットニュースとなり、考察合戦をさらに過熱させた。

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