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「敢闘賞」2人目は
バルカ共和国の外務大臣 ワニズ役・河内大和

河内大和『VIVANT』第10話より(C)TBS
河内大和VIVANT第10話よりCTBS

「敢闘賞」もう1人は、バルカ共和国の外務大臣・ワニズを演じた河内大和だ。

劇中ではまず第2話で登場したワニズ。駐バルカ共和国特命全権大使の西岡英子(檀れい)と裏でつながっており、乃木らは危うくバルカ警察に引渡されることに。その後、終盤で再登場。フローライトの採掘権をめぐって、乃木、野崎、黒須、ノコル、ベキと対峙した。

その風貌と、流暢なモンゴル語から、モンゴル人俳優と勘違いされるほどの“怪演”ぶりを見せた河内。そのキャリアのほぼ全てを演劇に捧げ、これがテレビドラマ初出演という根っからの舞台俳優だ。新潟大学出身で大学時代は演劇研究部に属していたインテリでもある。

舞台で培った演技力は疑いようもなく、本作を機に、テレビや映画のオファーが届くのは間違いないだろう。44歳という年齢から“若手”とは言い難いが、テレビでのキャリアは始まったばかり。今後の活躍が期待できる彼に、この一票を投じたい。

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