賛否両論…篠原涼子の“誇張した芝居”がドラマに必要不可欠な理由とは？『イップス』第3話考察&感想レビュー

公式バディと非公式バディ

今回、森野が初めて自分の担当現場に行ったことから、樋口（矢本悠馬）という警察内でのある意味公式バディとのシーンがあった。それに対し、ミコは非公式のバディだ。樋口は森野がミコのファンであることを知っていたから、ある程度プライベートのことも話す仲なのかもしれない。ミコの弟・慧（染谷将太）が追っている、ミコの小説を元にした事件に森野が関わっている件については、樋口が知っているのか、世間にどの程度知られているか、まだわからない。

なぜ森野はミコの同行を断らなかったのだろう。「腐っても元ファン」という理由が述べられていたが、それだけだろうか。3話ラスト、ミコの運転手・坂浦（渡辺大知）の表情も気になる。森野を題材に小説を書こうとするミコだが、本名を小説にそのまま使ってしまうのかも含め、この先が気になる。

(文・釣木文恵)

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ドラマ『イップス』第3話考察&感想レビュー

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