さとうほなみが引き出してくれた感情演技
ーーー世良の恋人役の彩江子を演じられたさとうほなみさんと共演するシーンも多かったかと思います。一緒にお芝居をされていかがでしたか?
「そうですね。ほなみさんとのシーンが一番多かったです。ほなみさんもまた倉科さんと同じく『笑顔が素敵な方だな』と思ったのが最初の印象です。
ほなみさんが演じた彩江子は、仕事や女性問題に対して声を上げるキャラクターなんですが、その背景には、過去のトラウマがあって、他の人の気持ちを代弁しているところがあるんです。でも、その優しさが時々彩江子自身を押しつぶしているようにも見える…のですが、ほなみさん自身にはどんなことがあっても押しつぶされることなく、どんなに疲れていても優しさを持ち続けられる方だと、撮影を通して思いました」
ーーー撮影を終えた今、振り返って、印象に残っているさとうさんとの交流エピソードがあればぜひ教えてください。
「言葉にすると恥ずかしいですが、“戦友”のような関係になっていたのではないかと思います。ほとんどほなみさんと一緒に撮っていたので、特に、僕らは後半に役同士が抱えてるものをぶつけ合うシーンがあるんですが、お互いにさらけ出して芝居ができたんじゃないかと思います。
恋人関係になると、互いの欲望によって本音と建前が崩れる瞬間があると思うんです。本作でもそのような局面が描かれているのですが、ほなみさんが遠慮なく力強い感情をぶつけてきてくれたおかげで、僕も自分の知らない感情を出すことができました。そういう経験が現場でできることって、なかなかないと思うので、自分の中に深く刻まれる作品になりました」
(取材・文:タナカシカ)
【衣装概要】
ヘアメイク 藤原玲子さん
スタイリスト 高木かなえさん
レザーセットアップ:soerte
靴:STEVE MADDEN
ジュエリー:和光、MASANA、エトワライト
【作品概要】
『情事と事情』
原作:小手鞠るい 「情事と事情」(幻冬舎文庫)
演出:井樫彩「復讐の未亡人」「隣の男はよく食べる」(TX)映画「あの娘は知らない」(2022)、雨宮由依「こういうのがいい」(ABC)「口説き文句は決めている」(FOD)
脚本:的場友見「金魚妻」(Netflix)「復讐の未亡人」(TX)「やんごとなき一族」(CX)
音楽:橘 麻美 菅野みづき
プロデュース :浅野澄美「復讐の未亡人」「隣の男はよく食べる」(TX)「金魚妻」(Netflix)、溝口道勇「こういうのがいい」(ABC)
制作:FCC
製作著作:NTTドコモ
配信時期:2024年12月5日(木)予定 毎週木曜0時配信
配信尺:約30分/話
本数:全8話
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【了】