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なにわ男子・高橋恭平は「頼りになる座長」
初共演を振り返る

©2023なのに千輝くんが甘すぎる製作委員会 ©亜南くじら講談社

―――実年齢より年下の高校生役は難しくなかったですか?

「私の中では、今の年齢より年上の役をやる方が難しいですね。年下の役は、過去の自分の引き出しでできることが多いので。この映画では、自分では体験できなかった憧れの高校生活を送れたような気持ちにもなれましたし、本当に楽しかったんです!」

―――確かに、初々しい高校生にしか見えませんでした。

「20代のうちはまだ、学生の役はやれると思うんです。役者の先輩方もびっくりするくらい若々しいですし、制服も着こなしていて、私も参考にしています」

―――特に気にいっているシーンはありますか?

「千輝彗くんとのデートで、浜辺に行くシーンですね。手をつなぐのですが、いわゆる“恋人つなぎ”なんですよ~。これには演じていて、本当に胸が高鳴りましたし、片想い中の女の子は絶対にキュンとくるのではないかと思います!」

―――主演の高橋恭平さんとは初共演となりましたが、どのような印象を持たれましたか?

「お姫様抱っことか、胸キュンシーンを難なくこなせるのは、凄いですよね。なにわ男子のメンバーとして高橋くんが見せている顔とは、良い意味で、イメージが違うなと思いました。現場では頼りになる座長でしたね。私は、彼が演じる千輝彗くんをより引き立たせたいという気持ちで、真綾を演じました」

―――畑さんが思う、ドラマと映画の違いは、どんなところでしょう?

「本作に出演して改めて思ったのは、映画は大スクリーンに映ることを前提とした撮り方をするので、テレビとは見え方が違うということです。細かい手の動きなど、全身に神経を行き届かせていないと、大雑把な演技はすぐにバレてしまう。とはいえ、ドラマは適当にやっていいなんてことでは、もちろんありません」

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