「あまちゃん」ならぬ「巫女ちゃん」
一方、仲里依紗が演じる妻のゆいは、「あまちゃん」ならぬ「巫女ちゃん」役で大ブレイクした女優っていう設定からして面白すぎる役なのですが、浮気されたことをきっかけに好きな気持ちがなくなって、気持ち悪いという感情しか持てなくなってしまった旦那に対しては言うことなすこと、とにかくキツい!
でもその一方で、パチンコ屋さんで出会ったパチプロ兼アーティストの彼には甘々で、携帯にメール届くの待っちゃわ、加藤ミリヤのラブソングみたいな行動しちゃう恋する乙女モードに突っ走る、というこの大きすぎる振り幅も女性としては共感しかなく、恋のお相手を演じる錦戸さんの顔面がエロすぎてテレビの画面に向かって、キュンキュンするユイと一緒になって「ギャアアアア!」って叫び倒しておりました。あと、女優っていう設定だからっていうのもあると思いますが、芸能界のおしゃれ番長の仲が演じる、ゆいのファッションがいちいちめちゃんこ可愛いのにも注目です。
こんな魅力あふれる二人が離婚に向かってすっころびながらも突き進んでいく。気がつけば、二人のことを応援し、「けっきょくこの旦那が一番いいんじゃなーい」って言いながらせんべいかじりながらぶっ続けで3話連続で見る、というワイドショー見ているおばさんみたいな立ち位置で楽しんじゃいました。