海外映画人が宮崎駿を大絶賛。映画『君たちはどう生きるか』がトロント国際映画祭のオープニング作品に選出
宮崎駿監督の新作映画『君たちはどう生きるか』が、7月14日(金)に日本公開された。謎のベールに包まれた同作の内容が遂に明らかになる中、同作がトロント国際映画祭での上映のオープニングを飾る作品に決定されたようだ。早速その詳細の内容を、英Independentを参考に、確認していく。
トロント国際映画祭の最高責任者が『君たちはどう生きるか』を紹介
日本のアニメ界の巨匠、宮崎駿監督。彼の10年ぶりの映画作品『君たちはどう生きるか』が、第48回トロント国際映画祭での、上映作品として、オープニングを飾ることが映画祭主催者より発表された。
映画『君たちはどう生きるか』は、第二次世界大戦の東京大空襲で、母親を亡くした少年眞人(まひと)を描いた作品。海外では『THE BOY AND THE HERON(少年とサギ)』というタイトルで公開される。
同作は日本において、予告動画も、映画宣伝も、一切なく公開日を迎えた。そして、今年9月7日にha、カナダのトロントにあるコンサートホール「ロイ・トムソン・ホール」で開催するトロント国際映画祭で、北米初上映を迎える。
映画祭(TIFF)の最高経営責任者のキャメロン・ベイリーは、映画『君たちはどう生きるか』の上映について「第48回トロント国際映画祭のオープニングを、映画界最高のアーティストの作品で飾れることを光栄に思います」と述べた。
さらに続けて、「宮崎駿監督の新作は、喪失と愛のシンプルな物語から始まり、驚異的なイマジネーションを誇る内容に昇華されていきます。本作では観客の皆様が、その謎を、ご自身で発見されることを楽しみにしています。唯一無二の、変幻自在な体験をお約束します」と述べたようだ。
公開日は未定となっているが、米映画配給会社GKIDSは、映画『THE BOY AND THE HERON(少年とサギ)』を、今年後半に北米の劇場に配給する予定となっている。
トロント国際映画祭は、今年9月7日から17日まで開催される。同作が海外で一体どのような評価を受けるのか、日本からも興味深く見守っていきたい。
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