ホーム » 投稿 » 日本映画 » 劇場公開作品 » 主役級の演技合戦! 綾瀬はるかのアクションが心を震わせる、そのワケは? 映画『リボルバー・リリー』考察&レビュー » Page 2

豪華キャストが集結!
美しき諜報員・小曽根百合が織り成す物語

「リボルバー・リリー」
©︎2023リボルバーリリーフィルムパートナーズ

本作のキャストとあらすじを簡潔に紹介しよう。

冷徹非情な美しき諜報員・小曽根百合を演じるのは、1985年生まれの女優・綾瀬はるか。共演に、長谷川博己、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、阿部サダヲ、野村萬斎、豊川悦司ら豪華キャストが集結した。

時代は大正末期。関東大震災を受け、復興した日本。モダンな建物が立ち並び、人々は活気にあふれていた。小曽根百合は16歳からスパイとして活躍し、東アジアを中心に3年間で57人を殺した経歴を持つ、凄腕の元諜報員。ちなみに、史実を背景にした作品ではあるが、彼女は実在しない架空のキャラクターである。

そんな小曽根は、諜報員を引退してから、東京の歓楽街・玉の井にある、カフェ・ランブルのオーナーをしている。ある日、古い友人の國松が犯したとされる殺人事件が気になり、現場の秩父に赴く。

その事件の裏では、莫大な陸軍資金をめぐり、国を揺るがす大事件が起きようとしていた。小曽根百合は、陸軍資金の行方の鍵を握る少年・慎太と出会ったことで、陸軍から追われる身となる…。

1 2 3 4 5
error: Content is protected !!