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「みんなの想いが集結したなと」
撮影時のエピソードについて

(C) 2022threads of blue 製作委員会
C 2022threads of blue 製作委員会

―――縁という役を演じていて、佐藤さん自身の性格や行動と似ている部分はありましたか?

「ありますね。私には弟がいるのですが、縁の弟役である晃(荒田陽向)への接し方とか。ちょっと雑に扱う感じや、尊重しないというか、上位に立っているのは私よ!みたいな。もちろん、かわいいはかわいいんですけど、そういういった側面はナチュラルに出ていたかもしれません(笑)」

―――あ~、姉と弟との関係って、そうなるって言いますよね。

「まあ、姉弟あるあるですね(笑)」

―――撮影時、現場の雰囲気はいかがでしかた?

「夜中まで撮影したり、朝早かったりと、結構ハードなスケジュールだったんです。でも、みんなで、一致団結して、最後まで走り切ったという感じでしたね。和歌山でのロケがメインだったのですが、楽しくやりながらも全員がこの映画に集中していました」

―――青春を感じますね。

「はい。それこそ、撮影の1番最後の日に、スタッフの皆さんから、寄せ書きをいただいたんですよ。確かに大変だったんだし、くさい言い方かもしれませんが、みんなの想いが集結したなと」

―――とても、いい話だと思います。

「手前味噌な話ですが、私がいつも、ニコニコと元気に芝居をしていたのを見ているのが、すごく楽しかったと書いてくれていたスタッフさんもいて…(涙目)。本当に、色んな意味で実りがあって、楽しく充実した現場でした」

―――撮影期間自体は、どれくらいだったのですか?

「2週間弱ぐらいですかね。登場人物も多いので、各々、出たり入ったりを繰り返して」

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