コンペティション部門には3本の日本映画が選出
映画祭の花形であるコンペティション部門には、全1695本もの応募作品から選ばれた、珠玉の15本がエントリー。今年は、今泉力哉監督作品『窓辺にて』、松永大司監督作品『エゴイスト』、福永壮志監督作品『山女』と3本もの日本映画が入選を果たした。コンペティション部門入選作品は下記のとおり。
『1976』(チリ/アルゼンチン/カタール)
マヌエラ・マルテッリ監督
『アシュカル』(チュニジア/フランス)
ユセフ・チェビ監督
『ザ・ビースト』(スペイン/フランス)
ロドリゴ・ソロゴイェン監督
『窓辺にて』(日本)
今泉力哉監督
『エゴイスト』(日本)
松永大司監督
『ファビュラスな人たち』(イタリア)
ロベルタ・トーレ監督
『輝かしき灰』(ベトナム/フランス/シンガポール)
ブイ・タック・チュエン監督
『カイマック』(北マケドニア/デンマーク/オランダ/クロアチア)
ミルチョ・マンチェフスキ監督
『ライフ』(カザフスタン)
エミール・バイガジン監督
『マンティコア』(スペイン)
カルロス・ベルムト監督
『山女 』(日本)
福永壮志監督
『孔雀の嘆き』(スリランカ/イタリア)
サンジーワ・プシュパクマーラ監督
『テルアビブ・ベイルート』(キプロス/フランス/ドイツ)
ミハル・ボガニム監督
『This Is What I Remember(英題)』(キルギスタン/日本/オランダ/フランス)
アクタン・アリム・クバト監督
『第三次世界大戦』(イラン)
フーマン・セイェディ監督
第35回東京国際映画祭。審査委員長はあの女性監督! 青山真治監督追悼特集など主要企画が決定【10月24日より開催】
オープニング作品は二宮和也主演『ラーゲリより愛を込めて』
オープニング作品に選ばれたのは、瀬々敬久監督、二宮和也主演の戦争ドラマ『ラーゲリより愛を込めて』。辺見じゅん原作のノンフィクション『収容所から来た遺書』を、二宮和也ほか、北川景子、松坂桃李、中島健人という超豪華キャストで実写化した話題作だ。
また、クロージング作品は、黒澤明監督の名作『生きる』(1952)をノーベル賞作家・カズオ・イシグロ脚本でリメイクしたイギリス映画『生きる LIVING』に決定。映画祭の終幕をエモーショナルに彩る。例年にも増して見どころ満載な第35回東京国際映画祭は2022年10月24 日(月)からスタートする。
<第 35 回東京国際映画祭 開催概要>
■開催期間:2022年10月24 日(月)~11月2日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
■公式サイト