鶴見中尉が率いる「第七師団」
第七師団は、大日本帝国陸軍の師団で、通称「北鎮部隊」と呼ばれている。史実として実際に存在した軍隊だ。 作中では「陸軍最強」と呼ばれ、個々の戦闘能力がむちゃくちゃ高い。作中に登場するメンバーは以下の通りだ。
● 鶴見 篤四郎(演:玉木宏)
● 尾形 百之助(演:眞栄田郷敦)
● 谷垣 源次郎(演:大谷亮平)
● 月島 基(演:工藤阿須加)
● 二階堂洋平・浩平(双子)(演:栁俊太郎)
ボスは鶴見 篤四郎(通称・鶴見中尉)。凄まじいほどのカリスマ性があり、部下である第七師団のメンバーは、基本的にみんな鶴見中尉が大好きすぎる。今回の実写映画では触れられないかもしれないが、団内で鶴見のブロマイドが流通している。
鶴見中尉が金塊を追う目的は「北海道を手に入れること」だ。第七師団は日露戦争で活躍をしたのだが、ロシアからの賠償金も取れず、しょぼい土地が与えられただけだった。そんな状況が腑に落ちていない鶴見中尉は、金塊でアメリカ人から武器を買って港町を制圧し、最終的には北海道を手中におさめる計画を考えている。
そんな計画に賛同する各メンバーが、これまた強烈だ。狙撃の名手・尾形、マタギ出身の谷垣、双子の変態サディスト・二階堂兄弟……唯一まともなのは月島くらいだ。このメンバーが胸の内に何を抱えているのか。戦いのなかで、どう変化していくのか。立ち位置がどう変わるのか。これも見どころの一つである。