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主演・綾瀬はるか×森井勇佑監督(『こちらあみ子』)2024年秋公開映画『ルート29』場面写真&コメント解禁

text by 編集部

『こちらあみ子』で第27回新藤兼人賞金賞はじめ数多くの賞を受賞した森井勇佑監督最新作映画『ルート29』。主演を務めるのは綾瀬はるか、共演には『こちらあみ子』でブレイクした大沢一菜。今回は、2024年秋の公開を前に、場面写真と監督メイキング写真、綾瀬はるか、大沢一菜、森井勇佑監督のコメントを公開する。

『こちらあみ子』森井監督×大沢一菜の再タッグ

ルート29
©2024ルート29製作委員会

詩人・中尾太一の「ルート29、解放」(書肆子午線)からインスピレーションを受けて製作された、森井勇佑監督最新作映画『ルート29』。

他者と必要以上のコミュニケーションを取ることのできないひとりぼっちの主人公トンボが、風変わりな女の子ハルを連れて旅に出ることにより、奇妙な人たちと出会うことや、少しずつ深まるハルとの絆によって、空っぽだった彼女の心に喜びや悲しみの感情が満ちていくことを描いた不思議なロードムービーとなっている。

主演を務めるのは、これまでアクション、ラブストーリー、コメディ、時代劇、大河ドラマなど様々なジャンルで多岐に渡るキャラクターを演じてきた国民的女優・綾瀬はるか。本作ではかつて綾瀬が演じてきたキャラクターや、お茶の間で見せる親しみやすく朗らかな印象とは異なる清掃員の女性、トンボを演じる。

ハル役には『こちらあみ子』で強烈なデビューを飾り第36回高崎映画祭最優秀新人俳優賞を受賞した大沢一菜。森井監督作品には2作品続けての登場となる。

この度、解禁された場面写真はトンボ役綾瀬はるかとハル役大沢一菜をとらえた、旅の途中に立ち寄ったドライブインでの一枚。また、綾瀬はるか、大沢一菜、森井勇佑監督のコメントも到着。

ルート29
©2024ルート29製作委員会

【コメント】

[綾瀬はるか]
のり子(※のり子はトンボの本名)の心は無限に広がりながら、人との交わりを閉ざしていく中で隙間も広がり、空っぽのようになってる人。風のようにゆらゆらとしながら過ごしていたある時、風がわりなハルと出会い旅をして、その途中奇妙な人たちとも交わり、のり子の心に吹く風も表情が変わりはじめます。

悲しみの一滴、喜びの一滴と空っぽのような心も少しずつ満たされ、ハルとの旅も終わりを迎えていきます。どこまでが現実で、ど
こまでが非現実か、ハルとのり子の不思議な旅、冒険をご一緒するように観て頂きたいです。

[大沢一菜]
監督とまた一緒にやれると聞いて“やったー”と思いました。綾瀬はるかさんと一緒だと聞いてさらに“やったー”と思いました! 撮影は暑くて大変でしたが、綾瀬さんと一緒にアクションごっこしたり、買ってきたチョコやお菓子を一緒に食べてくれて楽しかったです。たくさんの皆さんに観てほしいです。

[森井勇佑(監督・脚本)]
この映画は、中尾太一さんが書かれた詩がもとになっています。ざわめきを感じる言葉たちに取り囲まれ、想像をめいっぱい広げて作りました。奇妙なものや不思議なものに触れること、そうすることでしか得られない生の実感があるのではないかという思いを根底において、現代のおとぎ話のようなものを目指して取り組みました。

トンボを演じた綾瀬はるかさんとは初めてのお仕事でしたが、ご自身のなかの宇宙が独特でおもしろい方だと感じました。その宇宙が、トンボという役をとても豊かなものにしてくれたのだと思います。綾瀬さんがあのときに生きたトンボという人間が、僕はとても好きです。

ハルを演じた大沢一菜さんは、どうしてそんな表情が出来るのかと思わされる驚くような瞬間が何度もありました。大沢さんとお仕事をするのは2度目ですが、新しい表情をたくさん見せてくれたこと、とても嬉しく感じました。

独創的な取り組みをしてくれたスタッフたち、生き生きとカメラの前に立ってくれたすべての出演者たちと一緒に、この映画を作れたことをとても誇らしく思っています。これからご覧になるお客さまに『ルート29』がどのように届くのか、とても楽しみです。

映画『ルート29』2024年秋TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

監督・脚本:森井勇佑
出演:綾瀬はるか 大沢一菜
原作:中尾太一「ルート29、解放」(書肆子午線)
製作:東京テアトル U -NEXT ホリプロ ハーベストフィルム リトルモア
配給:東京テアトル リトルモア
©2024「ルート29」製作委員会
公式サイト

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