5月24日公開の劇場版『ウマ娘 プリティダービー 新時代の扉』完成披露プレミアが、5月6日に都内にて開催された。主要ボイスキャストの藤本侑里、上坂すみれ、小倉唯、福嶋晴菜が登壇。劇場版応援隊長のお笑い芸人・ジャングルポケットも駆けつけた。収録裏話、ミニライブなど大盛況だった会場の様子をレポートする。（取材・文：林亮介）

大人気コンテンツ『ウマ娘シリーズ』初の映画化

『ウマ娘 プリティダービー』は、Cygamesが展開するクロスメディアコンテンツで、ゲームやアニメ、音楽やコミカライズなど様々な分野で人気を博し、2021年にスマートフォン向けゲームがリリースされると社会現象にもなった。

『ウマ娘』の世界では、（私たちのいる世界に）実在する競走馬の名前と魂を受け継いでいて、学園のライバルやトレーナーたちとともに＜トゥインクル・シリーズ＞制覇を目指し成長していく。

シリーズ初の映画化となる本作の主人公は、2001年頃に活躍した名馬「ジャングルポケット」の名前を受け継いだウマ娘だ。同世代には、アグネスタキオン、マンハッタンカフェ、ダンツフレーム、フジキセキなどが揃い、最強世代と言われるほど実力が拮抗していた。

本作で主人公役に抜擢された藤本侑里は、並々ならぬプレッシャーがあったことを緊張した面持ちで明かしたが、続くアグネスタキオン役の上坂すみれは「やぁやぁ諸君、君たちは随分と運がいいじゃないかぁ」とアグネスタキオンの声色で、プレミア試写会に当選した1000人のトレーナーたちを労い、会場をどっと沸かせた。

マンハッタンカフェ役の小倉唯、ダンツフレーム役の福嶋晴菜も挨拶を終えると、サプライズゲストのお笑いトリオ『ジャングルポケット』の太田博久、おたけ、斉藤慎二が登場した。

会場が妙な空気に包まれると「サプライズ感ゼロみたいなザワつきがある」「温かさの中に嘲笑がちょっとあるみたいな」とすかさずツッコミ、会場の笑いを誘った。