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超怖いのに目が離せない…SnowMan佐久間大介の演技に引き込まれるワケ。映画『マッチング』を徹底考察&評価レビュー

text by 苫とり子

実写映画単独となったSnowMan佐久間大介がキャスティングされ話題となった、内田英治監督最新作『マッチング』が公開中。今回は、土屋太鳳、金子ノブアキら豪華共演者含め、佐久間大介の演技を掘り下げ、ネットを介した出会いの恐ろしさなどに言及しながら解説する。〈あらすじ キャスト 考察 解説 評価 レビュー〉(文・苫とり子)

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【著者プロフィール:苫とり子】

1995年、岡山県生まれ。東京在住。演劇経験を活かし、エンタメライターとしてReal Sound、WEBザテレビジョン、シネマズプラス等にコラムやインタビュー記事を寄稿している。

現在では主流のマッチングアプリに焦点を当てる

Ⓒ2024『マッチング』製作委員会
Ⓒ2024マッチング製作委員会

数年前から「彼氏(彼女)と、どこで出会ったの?」と聞くと、「マッチングアプリ」と返ってくることが増えた。オンライン恋活・婚活マッチングサービス市場は2026年には1600億を超える見込みで、ネットを介した出会いにかつてのような負のイメージはほぼない。

ただ依然として、出会った人の“これまで”をよく知らないという怖さはある。一方で意外と世界は狭いもので、実はどこかで出会っていたり、知り合いの知り合いだったりと何らかの繋がりがあることも……。

2月23日に公開された映画『マッチング』は、そういうマッチングアプリの特性を上手く生かしたサスペンススリラーだった。2021年に日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した、映画『ミッドナイトスワン』(2020)の内田英治監督がメガホンを取り、俳優の土屋太鳳が主演、そしてSnow Manの佐久間大介が実写映画単独出演を果たしたのが本作だ。

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