祷キララ「亜門くんは『俺はこうしたい』って思ったときに、それに向かって突き進んでいく」
―――映画『左様なら』(2018)に次いで2度目の共演。今回は一緒にお芝居をする時間も長かったかと思いますが、お互いの印象に変化はありましたか?
平井「1度目の共演のときにキララちゃんがやってた役が透明度の高い役だったので、こんな“ひっちゃき”(=必死)になってる祷キララおもろって思いましたね」
祷「確かに(笑)。前回一緒だったときは、がっつりお芝居するシーンは少なかったんですけど、それでもふわふわ自由にしているイメージでした。髪の毛も自分で切ってたよね?」
平井「そうですね。今も、現在進行形で」
祷「それでさ、現場でじゃないかな、怒られてたみたいなイメージがあって」
平井「そう!?」
祷「うろ覚えなんですけど、亜門くんは『俺はこうしたい』って思ったときに、それに向かって突き進んでいくんですよね。前回は学生ものだったから同世代が多い現場で、みんな周りからどう見られるかを気にしたり、学校みたいにグループができていたりして。でも、亜門くんは、グループに属して収まっているというよりは、1人でいろんなところを冒険したり、『俺はこれがやりたい』『これは興味ない』みたいに自由にいるイメージ。それが今回再会して、現場での居方とか、ポジティブな意味で自由人度がかなり増して、パワーアップしてるなって思いました」
―――なんだか少し佐伯に通じるところがありそうな。
平井「そうかもしれない。協調性はそんなにないかもしれないです」