本当に望む自分の在り方とは?
(c)2024「トラペジウム」製作委員会
何かに挑戦して、結果的にダメだったからといって、過去が無駄になるのかというと、それは違う。ゆう以外の3人はアイドルとしては失敗に終わったが、その後それぞれの夢や、本当に望む自分の在り方を見つけて大人になっている。
アイドルが通過点なのか終点なのかの違いなだけで、3人もまた、東西南北のアイドル活動を通じて自分の向き不向きを再構築し直している。
向いていることと、なりたい自分。それは思っている以上に複雑に絡み合っており、だからこそ、自分の意志と行動と戦略次第で、変えることができる。そんなメッセージを感じたのが映画『トラペジウム』だった。ぜひ劇場へ観に行ってほしい。
(文:唐梨)
【作品概要】
<STAFF>
東ゆう:結川あさき
原作:高山一実(乃木坂46・一期生)「トラペジウム」(KADOKAWA刊/『ダ・ヴィンチ』連載)
監督:篠原正寛
スーパーバイザー:舛成孝二
脚本:柿原優子
キャラクターデザイン:りお
音楽:横山 克
主題歌:MAISONdes
制作:CloverWorks
配給:アニプレックス
コピーライト:©2024「トラペジウム」製作委員会
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