ジェームズ・マンゴールド監督がティモシー・シャラメを絶賛「演技がうまい”というレベルを超えたスキル」
text by 編集部
映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が2月28日(水)より日本公開される。本作を手がけたジェームズ・マンゴールド監督は、ラジオ番組「Variety Awards Circuit Podcast」に出演し、主演を務めたティモシー・シャラメの演技を高く評価した。(文・編集部)
シャラメの演技は「フレームを超えるスキル」
本作でアカデミー賞監督賞に初ノミネートされたジェームズ・マンゴールド監督は、「Variety Awards Circuit Podcast」に出演し、ティモシー・シャラメの演技力について「彼はカメラの枠(フレーム)を完全に理解している。光の当たり方、どこから撮られているのかを把握しながら演技をしている。これは、単に“演技がうまい”というレベルを超えたスキルだ」と語った。
さらに、マンゴールド監督は「彼はある種の“アンテナ”を持っていて、常に神経を張り巡らせているようなんだ。実際、彼自身も『曲はどこから来たのかわからない』と言ったんだ。ディランでいた彼は、何か頭の中でパズルを解いているようだった」と、ティモシーが役に完全に没入する姿を振り返った。
(文・編集部)
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