エマ・ワトソン、映画自主降板の噂の真相とは? 監督を務めたセス・ローゲンが当時を振り返る「彼女の判断は正しかった」

text by 編集部

終末世界を舞台としたコメディ映画『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日』(2013)のセス・ローゲンが、同映画にカメオ出演したエマ・ワトソンの自主降板したという噂について真相を語った。(文・編集部)

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降板は世間の誤解だった?

エマ・ワトソン
エマ・ワトソン【Getty Images】

 エマが拒否したのは、ダニー・マクブライドとチャニング・テイタムが出演するシーンだったという。この場面では、脚本にはなかったアドリブ要素が多く含まれており、エマはこのシーンに不快感を覚え、撮影を拒否して現場を去ったとされていた。しかしセスはこれを否定し、次のように語っている。

「彼女がそんなことをしたなんて、まったく思っていないよ。脚本を読んだときと、実際に撮影するときでは、思っていたものと違うことがある。それは仕方のないことさ。彼女は翌日戻ってきて、きちんと挨拶してから帰ったし、映画のプロモーションにも協力してくれた。全然問題はなかったよ」

 セスはエマの行動を尊重し「彼女の判断は正しかったと思う」とも述べている。彼女がプロ意識を持って自身の限界を明確にし、不快に感じることには参加しないという態度を貫いたことは、むしろ称賛されるべきだ。

 結果的に、作品はコメディ映画として成功を収め、エマの出演シーンも観客に強い印象を残した。しかし、彼女が参加を拒否したシーンに関する誤解が広まったことについて、セスは彼女の名誉を守るために発言したのだろう。

(文・編集部)

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