『ズートピア2』の気になる内容は?
主人公のジュディ・ホップスとニック・ワイルドが再登場し、2人の個性が、新キャラクターと共に新しい冒険を始める予想ができる。しかしながら『ズートピア2』の明確な内容は今だ不明だ。
1作目『ズートピア』では、巨大なゾウ、小さなトガリネズミなど大小様々な生き物が共存する街ズートピアを紹介。ウサギとして初の警察官となったジュディ・ホップスは、法律を執行する難しさを理解する。
自分の力を発揮したいと願うジュディは、不可解な事件を解決するチャンスを掴むが、いつの間にかニック・ワイルドと組むことになり、彼女の仕事は複雑なものになっていくという話。
家族で楽しめるアニメとして公開されているが、この軽快な映画がいかに興味深いものであるかに驚かされるファンも多く、街に潜む未解決の謎を中心に展開する本作は、犯罪映画にも通じる最高の陰謀スリラーでありながら、純粋に笑える作品となっている。
『ズートピア』の製作者や発案者は誰?
ズートピアの開発は、この映画の監督バイロン・ハワードが、ディズニー・アニメーションのチーフ・クリエイティブ・オフィサー兼エグゼクティブ・プロデューサーのジョン・ラセターに、6つのストーリー・コンセプトを提案し、その内3つに動物キャラクターを登場させたことから始まった。
この映画の監督であるバイロン・ハワード監督によると、ズートピアを作る動機は、動物が自然界か、人間界のどちらかに生息する、他の動物擬人化映画との差別化を図りたいという思いからだったそうだ。
ジョン・ラセターは1960年代のテーマと、動物のキャラクターとの融合を提案し、その後、脚本家のジャレッド・ブッシュが、父と祖父がかつて中央情報局に勤務していた影響から、スパイ映画に携わることに興奮し、このプロジェクトに採用されたという。
バイロン・ハワード監督は結局、ニック・ワイルドを主役に、ジュディ・ホップスを相棒にした現代の警察小説に映画の焦点を移し、1960年代の時代背景や、スパイ活動に関すること、国際的な側面などを無視し、動物ばかりの都市を強調することにした。
しかし製作者達は、ワイルドではなくホップスに重点を置くことで、この物語がより魅力的になると考えたようだ。
『ズートピア2』の登場キャラクターは?
映画『ズートピア2』のキャスティングはまだ確定していない。しかしながらこの映画を象徴するコンビ、ジュディ・ホップス(ジニファー・グッドウィン)とニック・ワイルド(ジェイソン・ベイトマン)が登場すると予想されている。
ジュディ・ホップス
ズートピアの中心人物。将校になることを夢見るウサギ。ウサギという種族に属しているジュディは努力家だがウサギではその夢を叶えるのは不可能と、両親や地元のいじめっ子など、周囲の人々から常に懐疑的な目を向けられるが、疑念をモチベーションに変え、常に目的に向い粘り強く努力する。
ニック・ワイルド
カリスマ性のある賢い狐。自分の意見をはっきりと言い、しばしば厄介な状況から抜け出すため、知恵を働かせて小悪党の詐欺師として生計を立てている。
『ズートピア』の他の関連作品はある?
映画『ズートピア』のほか、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオにより『ズートピア+』(シリーズは全6話)というアニメーションシリーズが制作され、2022年11月9日よりDisney+(ディズニープラス)で公開。
このTVシリーズは映画の出来事が舞台で、新婚の北極トガリネズミのフルー、街のポップスターのガゼル、免許センター職員のナマケモノ、フラッシュなど、映画の魅力的なキャラクターたちの生活をより深く掘り下げている。
今回は『ズートピア2』の最新情報や裏話をお届けした。まだまだ不明点は多いが、今後新しい情報が明らかになり次第、レポートしていく。
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