『名探偵コナン 隻眼の残像』がシリーズ歴代ナンバーワンのスタート! 『僕とロボコ』もランクイン【週末興行ランキング】
興行通信社より週末映画動員ランキング(4月18日~4月20日)が発表された。ランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。青山剛昌原作による人気アニメシリーズの劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』の初動の興行収入は? 前回1位の『映画ドラえもん』の今週の結果は?
『名探偵コナン 隻眼の残像』ダントツの1位で初登場!
今週の動員ランキングは、青山剛昌原作による人気アニメシリーズの劇場版28作目『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』(東宝)が、初日から3日間で動員231万5000人、興収34億3900万円をあげ、ダントツの初登場1位に輝いた。
八ヶ岳連峰未宝岳の雪山を舞台に、隻眼の警部・大和敢助を巡る事件が展開される。監督は過去の劇場版「名探偵コナン」の演出などを手掛けてきた重原克也、声の出演は高山みなみ、山崎和佳奈らレギュラー陣に加え、スペシャルゲストとして山田孝之、山下美月が参加している。
なお、シリーズ最高興収158億円を突破した昨年公開の「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」を上回るシリーズ歴代ナンバーワンのスタートを切った。大ヒットへの感謝を込め、4月27日(日)にはTOHOシネマズ梅田でティーチイン付き舞台挨拶が行われ、その模様が全国354館で生中継される。
2位には、6週連続1位をキープしていた『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』(東宝)が続き、週末3日間で動員7万4000人、興収9300万円をあげた。累計成績は動員が349万人を超え、興収は42億円に迫っている。
「ドラえもん」と同じく公開7週目を迎えた『ウィキッド ふたりの魔女』(東宝東和)は3位をキープ。週末3日間の成績は動員6万1000人、興収9500万円となり、累計成績は動員194万人、興収30億円を突破した。
4位には、累計発行部数150万部を超える宮崎周平のギャグ漫画をアニメーション化した『劇場版 僕とロボコ』(松竹)がランクイン。超高性能メイド型ロボットOM(オーダーメイド)が普及した世界で、主人公ボンドの前に現れた自称OMのロボコが巻き起こす“誤奉仕メイド物語”。大地丙太郎がTVシリーズに引き続き監督を務め、松尾駿(チョコレートプラネット)、津田美波、置鮎龍太郎らが声の出演となる。
また10位には、「『鬼滅の刃』テレビシリーズ特別編集版」として週替わりで限定上映が行われている『鼓屋敷編』(東宝)が入った。
【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2025年4月18日~4月20日)
1(初)『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック):1週目
2(1)『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』:7週目
3(3)『ウィキッド ふたりの魔女』:7週目
4(初)『劇場版 僕とロボコ』:1週目
5(2)『アマチュア』:2週目
6(4)『片思い世界』:3週目
7(7)『教皇選挙』:5週目
8(5)『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』:9週目
9(9)『ファーストキス 1ST KISS』:11週目
10(初)『「鬼滅の刃」テレビシリーズ特別編集版 鼓屋敷編』:1週目
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