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韓国映画「オールド・ボーイ」漫画との違いは? ハサミで舌を…。暴力描写に賛否分かれる衝撃作 <あらすじ 考察 レビュー>

text by 編集部
映画『オールド・ボーイ』イラスト:naomi.k

映画『オールド・ボーイ』イラスト:naomi.k

オールド・ボーイ

3

演出:
13点
脚本:
12点
配役:
14点
映像:
12点
音響:
11点

映画『オールド・ボーイ』をあらすじ(ネタバレあり)、演出、脚本、演技、映像、音楽の視点で徹底解説! パク・チャヌクによる衝撃作の評価、採点、レビュー。チェ・ミンシク、カン・ヘジョン、ユ・ジテ、チ・デハン、オ・ダルスら出演。この映画の真の魅力、そしてその結末とは?

『オールド・ボーイ』あらすじ

会社員のオ・デス(チェ・ミンシク)は酒に酔って暴れたことがきっかけで、警察署に連行されてしまう。友人のジュファン(チ・デハン)の協力もあって、無事に釈放されると、電話ボックスを使い、娘のヨニと会話をする。誕生日のお祝いメッセージを送ると、ジュファンに受話器を渡し、その場を離れるデスだったが、突然何者かによってさらわれ、薄暗い部屋に監禁されてしまう。

デスは犯人の顔も意図もわからないまま、狭い部屋の中で孤独の日々を過ごすのだった。部屋にはテレビが設置されており、デスはニュース番組によって、妻が殺害されたこと、自身が犯人にされていることを知る。

理不尽な仕打ちを受け正気を失い、手首を切って自殺を図るデスだったが、なんとか気を取り直す。自身を恨んでいると思われる、犯人と思しき人物の名前をノートに書きつけ、筋トレで身体を鍛え、壁を削って穴から脱出しようと力を尽くす。

そうこうするうちに15年の月日が経過した。壁には穴が開きはじめ、あともう少しで脱出が可能となる。そんな中、デスは突然催眠ガスによって眠らされ、謎の女性によって催眠術をかけられてしまう。

目覚めると、そこはビルの屋上。見下ろすと、あの電話ボックスが見える。何の前触れもなく突如自由の身になったデスは、自宅に足を運ぶが、すでに跡形もない。街をふらつくデスに血気盛んな不良集団がからむ。しかし、15年間みっちり体を鍛えてきたデスは、若者たちを簡単に打ち負かすのだった。

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