なぜ批判殺到? 映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でマリオの声を担当するクリス・プラット炎上しているワケ
映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の公開が近づく中、同作でマリオの声を担当している俳優のクリス・プラットにどうやら批判の声が集まっているようだ。監督マイケル・ジェレニックとアーロン・ホーヴァスがこの件に対して言及したようなので、現地のメディアを参考にその詳細を見ていこう。
マリオ役に反論の声が寄せられプチ炎上…。
監督がクリス・プラットを熱烈擁護
映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、『怪盗グルー』シリーズなどで知られるアメリカのアニメーション製作会社・イルミネーションと任天堂が共同でプロデュースした、コンピューターアニメ映画。日本公開日は4/28(金)と間近に迫っている。
そんな話題作で主人公マリオの声優に起用されたのは、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などで知られる、人気俳優クリス・プラット。カナダのニュースサイトScreen Rantによると、公開された予告編で、プラットはマリオの真髄とも言える特徴的な声を表現しきれておらず、SNSを中心に「ミスキャストでは?」と批判の声が寄せられているのだという。
【予告編】
それに対しプラットを擁護する声が聞こえる中、本作の監督、マイケル・ジェレニックとアーロン・ホーヴァスは英Total Filmのインタビューに応じ「私たちにとって彼の声はピッタリでした。彼は心豊かなマリオを演じるのが得意なんだ。私たちの映画でマリオが特徴づけられるように、彼はぴったりです」と語り、SNSの声に反論を寄せた。
批判の声に耳を傾けると、「主人公がマリオではなく俳優クリス・プラットになってしまっている」というコメントが多く見受けられる。マリオという象徴的なキャラクターの具現化には、エキサイティングな声が必要だ。クリス・プラットは有名俳優ではあるが、世間は彼がマリオ役にピッタリな俳優であるかどうか疑念を抱いている。
クリス・プラットの不人気はマーベル・シネマティック・ユニバースにも及び、プラットが映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などで演じるスター・ロード役の再キャストを求める声さえ多数上がっているようだ。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は2023年4月5日に全米公開。ちなみに日本版では、『DEATH NOTE-デスノート-』の夜神月や、『文豪ストレイドッグス』の太宰治の声優を演じる宮野真守がマリオの声を担当することが決まっている。
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