次期ジェームズ・ボンドを誰が演じるのか騒がれ続けているが、そんな中、映画『キングスマン』シリーズの主役エグジーを演じる人気俳優のタロン・エガートンが候補者の1人として噂されており、それを耳にした本人がコメントを発表。現地メディアを参考にその詳細に迫る。

タロン・エガートンがジェームズ・ボンドに！？
噂について本人がコメント

俳優のダニエル・クレイグが2021年に公開された映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で主役のジェームズ・ボンド役に別れを告げた後、ボンドの特徴とも言えるタキシードを着てワルサーPPKを愛用するこの役を次は一体誰が担うのか話題になっている。

カナダのニュースサイトScreen Rantによると、映画『キングスマン』シリーズの主役エグジーを演じる俳優のタロン・エガートンは、この役に挑戦すると噂されている多くの俳優の中の一人になっていることに気づいたようだ。

英Total Filmのインタビューでは、エガートンは次の007になることに関する会話には一切参加していないと言及。「もうその役を担う誰かがいるんだろうなと思うし、それは僕じゃないんだ。僕はその会話に参加したことがないし、バーバラ・ブロッコリに会ったこともない。僕のことを尋ねられたこともない。僕は彼らが注目している役者の一人になったことがないんだ。僕もそのための適任者ではないと思う。僕よりずっと、ずっと、ずっと良い候補者がいると思っている。でも、僕は喜んでこの映画の観客になるし、007シリーズは素晴らしい映画です」と語った。

タロン・エガートンだけでなく、映画『ビースト』(2022年)や、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019年)に出演している人気俳優であるイドリス・エルバも、たとえ自分がボンドの候補に挙がっていたとしても、全く興味がないと明言している。人気俳優であるエガートンと、エルバが候補から外れたが、次の007になりうる候補者はまだまだたくさんいる。

少なくとも現時点での最有力候補は、『TENET テネット』(2020年)や、『ブレッド・トレイン』(2022年)に出演し話題となっている俳優のアーロン・テイラー＝ジョンソンであるようだ。アーロン・テイラー＝ジョンソンは、1月上旬にジェームズ・ボンド・フランチャイズのプロデューサーとミーティングを行ったという報道がされており、有力候補の一人として最初に挙げられた。

映画プロデューサーであるブロッコリがキャスティングプロセスに関する自身の最新情報を提供し、次回作『Bond26』(原題)の脚本がまだ書かれておらず、その制作が始まってさえいないことも明らかにした。

しかしながら、俳優テイラー＝ジョンソンのキャスティングはまだ間違いなく確実なものではない。実際、ヘンリー・カヴィルや、トム・ハーディ、レジェ＝ジャン・ペイジなど、候補とされている俳優は他にもたくさんおり、次のジェームズ・ボンド俳優は予想されているものとは全く異なるサプライズとなる可能性も大いにある。

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