マイケル・B・ジョーダンの人生を変えたデンゼル・ワシントンからの言葉とは?「あまり発信しすぎないように」

text by 編集部

主演作『罪人たち』が世界興収3億5000万ドル超の大ヒットとなったマイケル・B・ジョーダン。SNSへの露出を抑え、求められる存在として映画界に君臨し続ける理由の裏には、憧れの先輩デンゼル・ワシントンのある言葉があったといという。ニューヨーク・マガジンの最新号でその思いを明かした。(文・編集部)

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「自分を欲しがってもらうには、見せすぎないこと」

マイケル・B・ジョーダン【Getty Images】
マイケル・B・ジョーダン【Getty Images】

 映画『罪人たち』の大ヒットで、マイケル・B・ジョーダンが再びそのスター性を証明した。今年初頭に公開されたスリラー作品は、全世界で3億5000万ドル以上の興行収入を記録。コロナ以降のオリジナル映画としては最大級の成功作のひとつとなった。

 その裏には、彼自身が意識的に取っている戦略がある。ニューヨーク・マガジンの最新号でジョーダンは、私生活や考えをあまり公にしない理由をこう語っている。

「自分への需要を生み出したい。だから、あまり発信しすぎないようにしている」

 ジョーダンがこのスタンスを保つ背景には、尊敬する俳優デンゼル・ワシントンの影響があるという。

「あるときデンゼルに言われたんだ。『人々が平日に無料でお前を見られるのに、週末に金を払って観たいと思うか?』って」

 華やかなSNS時代に逆行するような姿勢だが、求められる映画スターであり続けるためには、見せすぎないこともまた重要なのかもしれない。

(文・編集部)

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