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映画『DUNE/砂の惑星』リメイク版の評価は? 原作小説との違いを徹底考察<あらすじ キャスト 解説 レビュー>

text by 編集部

第94回アカデミー賞 - 美術賞、撮影賞、音響賞、作曲賞)、編集賞、視覚効果賞
第79回ゴールデングローブ賞 - 作曲賞
第75回英国アカデミー賞 - 音響賞

演出:
12点
脚本:
14点
配役:
10点
映像:
17点
音響:
15点

映画『DUNE/砂の惑星』(2021)を演出、脚本、配役、映像、音楽の項目で徹底解説! 原作は『風と谷のナウシカ』に影響を与えたフランク・ハーバートのSF小説。1984年版のリメイク版であるドゥニ・ビルヌーブ監督によるアドベンチャー巨編は駄作? それとも面白い? その真の評価を多角的な視点から明らかにする。

DUNE/砂の惑星のあらすじ

遥か先の未来。人類は地球を離れ、宇宙帝国を組織している。砂漠の惑星アラキスは、生命の力能を高める万能物質「メランジ」の供給源であり、「デューン」の呼称で知られている。アラキスでは、長年に渡り「ハルコンネン家」によって統治されてきたが、原住民から構成される「フレーメン」との抗争を繰り返している。

ある日、宇宙帝国の総統・シャッダス4世はデューンの支配権をハルコンネン家から「アトレイデス家」に移譲することを決定。アトレイデス家を束ねるレト・アトレイデス(オスカー・アイザック)は、部下のダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア)を遠方から呼び寄せ、先遣隊としてデューンに派遣させることに。

アトレイデス家の跡取り息子であるポール(ティモシー・シャラメ)は、親友であるダンカンに「俺も一緒に連れて行ってくれ」と頼むが、断られてしまう。実のところ、ポールはデューンの地に降り立ったダンカンが何者かによって殺されてしまう夢を見ており、彼を心配していたのだ。

その後、ダンカン率いる先遣隊は無事にデューンに到着。ダンカンはフレーメンのリーダーであるスティルガー(ハビエル・バルデム)とコンタクトを取り、レトと引き合わせるが、スティルガーには和平の意志がなく、両者の交渉は決裂する。

その後、レトは皇帝の腹心であり、20年以上にもわたってデューンを調査してきた女博士・リエト・カインズ(シャロン・ダンカン=ブルースター)と共にメランジの発掘場に足を運ぶ。ハルコンネン家によって譲り受けた発掘機は使い物にならず、レトは腹を立てるのだった。

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