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映画『プライベート・ライアン』なぜライアンを救う? 冒頭と題名の意味を解説<あらすじ キャスト 考察 評価 レビュー>

text by 編集部
映画『プライベート・ライアン』イラスト:naomi.k

映画『プライベート・ライアン』イラスト:naomi.k

プライベート・ライアン

3.5

第71回アカデミー賞 - 監督賞、撮影賞、音響賞、編集賞、音響編集賞
第56回ゴールデングローブ賞 - 作品賞(ドラマ部門)、監督賞
第24回ロサンゼルス映画批評家協会賞 - 作品賞、撮影賞
第64回ニューヨーク映画批評家協会賞 - 作品賞
第4回放送映画批評家協会賞 - 作品賞

演出:
14点
脚本:
12点
配役:
16点
映像:
17点
音響:
13点

映画『プライベート・ライアン』をあらすじ、演出、脚本、配役、映像、音楽の項目で解説。トム・ハンクス&スティーブン・スピルバーグによる戦争映画の名作。アパム五等兵、狙撃手・ジャクソンなどの脇役にも注目。モデルとなった実話とは? グロいと批判を浴びる本作はつまらない? それとも面白い? 真の評価を多角的な視点で明らかにする。

『プライベート・ライアン』のあらすじ

ノルマンディー米軍英霊墓地にて、1人の老人が涙を流している。どうやら彼はノルマンディー上陸作戦の生き残りのようだ。

時は遡り、1944年6月6日のフランス・オマハビーチ。アメリカ陸軍大尉のミラー(トム・ハンクス)は部下を率いて上陸作戦に臨むが、敵兵の迎撃により大勢の部下を失う。

そんな中、アメリカ陸軍参謀総長ジョージ・マーシャルは、とある兵士の戦死通告を受け取る。戦死したのは、アイオワ州のライアン家に育った4人の息子のうち3人。

末っ子のジェームズ・ライアン二等兵(マット・デイモン)は、ノルマンディー上陸作戦の前日にパラシュートで敵地に侵入するも、音信不通となっている。

「ジェームズだけは無事に家族のもとに送り届けなければいけない」。そう決心したマーシャルは、ジェームズを救出するために専用の部隊を組織する。

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