『プライベート・ライアン』【ネタバレあり】あらすじ
ジェームズ・ライアン救出作戦の指揮を任されたミラーは、7名の部下を率いて、危険が渦巻く敵地を突き進んでいく。ライアンが降下した地点に着いた一行は、現地の兵士に聞き取りを行い、ライアンが前線の橋で任務に当たっていると知らされる。
前線の橋に向かう道すがら、敵軍に遭遇。激しい戦闘の末、部下の1人が戦死する事態に。
かねてから、ライアン救出作戦に疑問を抱いていたライベン一等兵(エドワード・バーンズ)は離脱の意思を示し、それを諫めるホーヴァス軍曹(トム・サイズモア)と衝突する。ミラーは2人の間に入り、自身の任務遂行にかける思いを語ることで、その場を収めるのだった。
犠牲者を出しつつもなんとか目的地に到着した一行は、ついにライアン二等兵を発見。ミラーはライアンに「前線を離れ帰国するように」命じるが、ライアンは前線に残って戦うつもりだ。
そんな中、ナチスの大軍が現れ、戦闘に突入する。兵士の数で劣るアメリカ軍は劣勢を強いられ、ホーヴァスを始め数多くの兵が命を落とす。
激しい銃撃戦の最中、ミラーは身を挺してライアンを守るも、負傷。重傷を負ってもなお拳銃を離さず、敵の戦車を大破させるなど、素晴らしい働きで勝利に貢献する。
戦闘が落ち着き、ライアンはミラーに駆け寄る。虫の息のミラーはライアンに、戦場から生き延びて人生を全うするように伝えると、息を引き取る。
エピローグ。場面は冒頭の墓地に戻り、老人となったライアンはミラーの墓に敬礼するのだった。