映画「マグノリア」主人公は9人…奇想天外、衝撃のラストは?<あらすじ 考察 解説 評価 レビュー>
text by 編集部
イラスト:naomi.k
マグノリア
3.5
- 原題:
- Magnolia
- 製作年:
- 1999年(アメリカ合衆国)
- 監督:
- ポール・トーマス・アンダーソン
- 脚本:
- ポール・トーマス・アンダーソン
- 撮影:
- ロバート・エルスウィット
- 音楽:
- ジョン・ブライオン
- 配給:
- 日本ヘラルド
- 上映時間:
- 188分
ベルリン国際映画祭 - 金熊賞
ゴールデングローブ賞 - 助演男優賞
フロリダ映画批評家協会賞 - アンサンブル・キャスト賞、作品賞
- 演出:
- 14点
- 脚本:
- 14点
- 配役:
- 15点
- 映像:
- 12点
- 音響:
- 13点
映画「マグノリア」を演出、脚本、配役、映像、音楽の視点で徹底解説! ポール・トーマス・アンダーソン監督の長編第3作。フィリップ・ベイカー・ホール、トム・クルーズ、メローラ・ウォルターズ、ジェレミー・ブラックマン、ジュリアン・ムーア、フィリップ・シーモア・ホフマンら主演。この映画の真の魅力、そしてその結末とは?
マグノリアのあらすじ
舞台はロサンゼルス北部の町・サンフェルナンドバレー。9人の主人公が体験する一日の出来事が描かれる。人気クイズ番組「What Do Kids Know?」の司会者・ジミー(フィリップ・ベイカー・ホール)は、末期癌で余命わずかの身である。ジミーには絶交中の娘・クラウディア(メローラ・ウォルターズ)がおり、死ぬ前に一目会いたいと願うが叶わない。
「What Do Kids Know?」で活躍する天才クイズ少年・スタンリー(ジェレミー・ブラックマン)は、過大なプレッシャーに押しつぶされ、心身のバランスを失っていく…。