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第二次世界大戦中、生存を懸け奔走する男女の愛憎劇。映画『未来は裏切りの彼方に』予告編&場面写真&キャストコメント解禁!

text by 編集部

第二次世界大戦中、閉鎖的な軍需工場のある小さな村を舞台にした映画『未来は裏切りの彼方に』。傲慢な男が独裁的に経営する軍需工場で、生存を懸け奔走する男女の愛憎劇が繰り広げられる。本作の全国での公開を前に、予告編&キャストコメント&場面写真が解禁された。

人は守るため、嘘を吐き、そして裏切る
監督「“衝突”そのものをテーマにしたい」と語る

©2020littlekingdom

【ストーリー】

1944年、スロバキア第一共和国。第二次世界大戦下、仲間たちが楽しむ娼館を後に、部隊から脱走した一人の若い兵士がいた。彼は、流産後田舎の軍需工場で働く妻の元に身を寄せ、脱走兵であることを隠しながら妻と共に工場で働き始める。しかし、運命のいたずらか、娼館にいた謎の美女が工場経営者と結婚するために村にやってきて……。

©2020littlekingdom

【予告編】

【主題歌のオフィシャルMV】

新進気鋭のスロバキア人監督ペテル・マガートが、デブリス・カンパニーの舞台劇「EPIC」をベースに、北アイルランドの脚本家ユエン・グラスが手掛けたオリジナル脚本を映画化。これが長編デビュー作となる。

「第二次世界大戦を映画のテーマにして撮るつもりはなく、衝突そのものをテーマにしたかったんです。男たちがみんな連れ去られて、女性たちが何事も一人で解決しなければいけないという世界では何が起こるだろう、という映画です。」と語る。

キャストコメント

©2020littlekingdom

<エヴァ役:アリシア・アグネソン コメント>

強い女性や、困難に負けずに生きていくことについての素晴らしい物語を描いています。
今でも、昔と変わらず重要なテーマだと思います。ぜひ見に来てください。きっと素敵な時間が過ごせるでしょう。

<ジャック役:ラクラン・ニーボア コメント>

この映画は、困難な時代に生きる人間たちについての、豊かで多層的な物語です。
私が演じるジャックは複雑なキャラクターで、戦時中の国への愛と家族への愛の間で引き裂かれ、彼は家族を選びます。
この物語は、強いキャラクターが時にどのように妥協しなければならないかを、美しく、誠実に描いています。ぜひ楽しんでご覧ください。

<主題歌:シモナ・マグシノヴァー>

人間は困難な状況に陥ると、意識的あるいは無意識的に自分を失い、否定し、歪め、壊し、変化します。でも、困難な状況でも自分をなんとか保とうとする人、あるいは立ち戻ろうとする人もいます。
この映画の主人公のそういうところや映画のテーマが好きです。それは私の人生の励みにもなりました。だからこそ主題歌『人間らしくありたい』(”Zachovám si svoju tvár”)まで作ってしまいました。この主題歌も私にとって個人的で、リアルなものです。
この映画は、キャストたちの演技が素晴らしいのはもちろんのこと、時代の違う私たちを映しだす鏡として、見る価値があると思います。

4月14日(金)よりアップリンク吉祥寺
4月15日(土)より新宿 Kʼs cinema ほか全国順次公開

©2020littlekingdom

(CAST)
アリシア・アグネソン ブライアン・キャスプ ラクラン・ニーボア クララ・ムッチ ヤン・ヤツクリアク クリスティーナ・カナートヴァー アビゲイル・ライス エイミー・ラフトン
(STAFF)
監督:ペテル・マガート
脚本・原案:ユエン・グラス
脚本:ルツィア・ディッテ、ミハエラ・サボ
プロデューサー:ズザナ・ハディモヴァー、ブラニスラヴ・フルピーク

2019 年/スロバキア/98 分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/英語
原題:”Little Kingdom”
配給:NEGA ©2020littlekingdom

公式サイト
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