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アヌシー映画祭最高賞受賞!フランスで50年以上愛される児童書が原作。映画『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』予告編解禁

text by 編集部

映画『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』は、フランスで50年以上愛される児童書「プチ・ニコラ」が、初めてアニメ映画化された作品。昨年の第75回カンヌ映画祭正式出品作品にも選ばれ、さらにアヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞(最高賞)を受賞した! そんな本作の日本版予告編が公開されるので、さっそくチェックしよう。

“悲しみ”を知っているから“幸せ”な物語が紡げた
世代を超えて楽しめる映画の魅力満載!

c2022 Onyx Films Bidibul Productions Rectangle Productions Chapter 2

フランスで50年以上愛され続け、世界30カ国で翻訳されている「プチ・ニコラ」。原作者2人の人生に「プチ・ニコラ」の物語を交えて描く、子供時代へのノスタルジーと創作の喜びに満ちた物語は、カンヌ国際映画祭でのプレミア上映を経て、アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞クリスタル賞を受賞するなど世界中を魅了。

劇中ゴシニの声を担当したのは『恋愛睡眠のすすめ』のアラン・シャバ。サンペの声は『ミモザの島に消えた母』のローラン・ラフィットが担当。
映画化にかかわった原作者のジャン=ジャック・サンペはドローイングを確認するなど制作過程を見守り、カンヌ上映やアヌシーでの最高賞受賞を見届けて2022年8月に89歳で亡くなった。

c2022 Onyx Films Bidibul Productions Rectangle Productions Chapter 2

パリの小さなカフェで、サンペとゴシニの親友2人がやんちゃな男の子ニコラを主人公に物語を紡ぎ始める様子と、プチ・ニコラの様々な楽しいエピソードと楽しそうに創作活動をする姿が描かれる。

しかしサンペとゴシニ2人にはそれぞれ辛い過去があり、特にゴシニには第二次世界大戦当時、ナチス・ドイツのフランスへの侵攻により母の兄妹が強制収容所に送られたという過去があった。

“悲しみ”を知っているから、”幸せ“な物語が紡げたサンペとゴシニ。

色彩豊かなパリの美しい映像と、映画『アーティスト』のルドヴィック・ブールスが奏でる楽しい音楽も相まって、フランスで長年愛される「プチ・ニコラ」の誕生秘話に心あたたまる作品になっている。

【予告編】

映画『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』6月9日(金) 新宿武蔵野館、ユーロスペース他全国順次公開

c2022 Onyx Films Bidibul Productions Rectangle Productions Chapter 2

原作:ルネ・ゴシニ、ジャン=ジャック・サンペ
監督:アマンディーヌ・フルドン、バンジャマン・マスブル
脚本・セリフ・脚色:アンヌ・ゴシニ、ミシェル・フェスレー、バンジャマン・マスブル
音楽:ルドヴィック・ブールス(『アーティスト』)
出演者:アラン・シャバ、ローラン・ラフィット、シモン・ファリ他
原題:Le Petit Nicolas – Qu’est-ce qu’on attend pour être heureux?
フランス/2022/仏語/ビスタ/5.1Ch/86分/字幕翻訳:古田由紀子
原作:「プチ・二コラ」(世界文化社刊)/映倫:G
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 ユニフランス
配給:オープンセサミ、フルモテルモ ★公式HP: petit-nicolas.jp

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